ここらへんで少しずつ、登場人物の紹介をしていきたいと思います。

まずは主人公のマリアです。
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マリアは南米の新興国アルメシアで、石鹸工場を経営しているヒューズ家のお嬢様です。

幼い頃から美貌で有名で、ラファエロが描く聖母マリアのようだと言われながら育ちます。政情不安のただなかにあるアルメシアにおいて、何の苦労もなく生活しています。


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大学生活をしている中、ひょんなことから、政治について考える会合のチラシをもらい、なんとなく出かけた先に、ルイスがいました。


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聖母の美貌は革命の志士ルイス・トッドを魅了します。ルイスは猛烈にマリアを求めます。その強引すぎるほどのアプローチに、マリアは惹かれていきます。

しかし、ルイスは純粋にマリアを愛するだけではありませんでした。

革命を起こす上で、「ルイス・トッドにには聖母マリアがついている」というイメージ戦略のために利用しようとします。

ルイスの愛を信じていないわけではありませんが、マリアの心に何かが違う、という思いがわいてきます。

そんな心の隙間に、ルイスのスピーチライターのホセが忍び込んできます。

マリアはどういった選択をしていくのでしょう?


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